パナソニック株式会社は、自社の経営リソースと総合力を生かし、グローバルに金属製品事業を展開している専門商社です。同社は2018年に独立したばかりという背景もあり、商社業界内での認知向上を目指して同社の魅力をアピールし、採用に結びつけるためにNOCOMPANYを活用しています。今回は、同社で採用を担当する人材グループ 採用・人材育成チームの菊池さんに、NOCOMPANYの利用によって採用がどのように変化し、どのような成果があったのかについて伺いました。
「Panasonic」は有名でも「グロメタ」は知らない?BtoBならではの知名度の低さが課題に
「NO COMPANY」導入前の課題について教えてください。
当社はBtoB企業なので、BtoC企業に比べて学生の認知度が低く、採用で苦戦する場面が往々にしてありました。グループ会社である「住友商事」は知られていても、「グローバルメタルズ」個社ではそうではない。2018年に独立したばかりで、会社の知名度もこれからということもあり、ターゲットの学生にエントリーしてもらえなかったり、内定を出しても大手の競合他社や、広く名が知られたBtoC企業に取られてしまったりすることも多くありました。
そんな中、「NO COMPANY」を導入された理由は何だったのでしょう。
認知度向上のため、学生への影響力が強い就活サービスとしてNOCOMPANYの利用を決めました。上位校学生の登録率が高く、アクティブに利用している学生数が多いこと、就活イベントの集客力が大きいことが決め手でした。
導入当時はまだ対面での合同企業説明会でしたが、その活気に大きな差がありました。例えば他社の同じような合説では立ち見は出ませんでしたが、NO COMPANYのイベントでは立ち見が出ていたんです。イベントがオンラインとなってからも集客力は高いですね。また、運営スタッフの数が多くてサポートが手厚いことも魅力です。学生の導線がスムーズで、時間管理もきっちりしてくれるので安心して任せられました。イベントやLIVEへの出展も「出演して終わり」ではなく、集客結果や満足度について、なぜそういう結果が出たのか、振り返りを一緒にしてもらえるのもありがたいです。
「点」から「面」の広報へ。学生の興味を最大化するNO COMPANYハック術
実際にNO COMPANYをお使いいただき、採用にはどのような変化がありましたか。
まず、課題であった認知のされ方に変化がありました。当社は総合商社や他業界の最大手企業と争うのでなく、当社独自の事業の幅広さを推す採用を志向しています。そのため、母集団においても「グローバルメタルズでいい」という学生ではなく、「グローバルメタルズ『が』いい」という学生を増やしたいと考えており、NO COMPANYでの記事広告の掲載やYouTube説明会への出演を通して、当社の独自性や社員の幅広さ、多様さを伝えていく広報を展開しました。そうした施策が奏功し、興味を持ってくれた学生が多く集まったんです。
そうなんですね、NO COMPANYを使った広報にあたり、何か工夫されたことはありますか?
多彩な部門の営業社員を出演させることを意識しています。これは9割以上の社員が初期配属される営業職を正しく理解してもらうことに加え、もう一つ広報上でも重要な意図があります。
NO COMPANYは出演のアーカイブ動画がYouTubeに残り続けるので、継続して違う社員を登壇させることで幅広い人材がいることを表現でき、学生は「他にはどのような人がいるのか」と別のアーカイブ動画も見てくれるんです。「1回だけ・短期間」の掲載だと学生との接点はあくまでも「点」ですが、コンテンツの引き出しを増やすことで、点が「線」になり、「面」へと広がっていくでしょう。アーカイブ動画を資産として利用できる点は非常に重宝していて、候補者だけでなく内定者の入社意欲を維持するフォローにも利用しています。
クチコミアワード銀賞受賞。秘訣は学生のニーズを突くスピード感とリアルさ
御社はNO COMPANYが発表した「クチコミアワード2021」でシルバー賞を受賞されていますね。
そうですね。副次的なものでしたが、受賞したことに対する学生からの反応は思いのほか大きく、学生から「受賞したんですね」と言われることもありました。また、受賞したことを上司に報告したら、それが役員からグループ会社の経営陣にまで知られるということもあり、社内外の広報活動にも効いて、採用のブランド形成につながったと感じています。
受賞にあたり、学生からはどのような点が評価されたと思われますか?
説明会部門でシルバー賞をいただいたのですが、当時はコロナが流行り始め、急遽オンライン採用に切り替えなければならないタイミングでした。実践したことは2つだけです。1つは、他のどの商社よりも早くオンライン説明会に対応して学生との接点を持ったこと、そしてもうひとつは学生のニーズを捉えたイベントの開催です。採用のオンライン化は海外に多く駐在員を派遣している当社にとってはむしろ追い風にも利用できました。説明会で学生が知りたいのは、赴任した海外でどんな仕事をしているかというリアルな話でしたので、1週間日替わりで今日はインド編、明日は中国編というように、海外駐在中/駐在経験者の社員と学生たちをつないで、現地での生々しい話を共有したり、自由に質問ができる場を設けました。オンラインの特性を活かしながら、学生のニーズがある企画をすぐに実行したのがよかったのだと思います。